むちママの子育てデビュー

マタニティ用品、ベビー用品などなど

パパにお休みをあげた話

SNSでよく見かける「ママのお休み」。うちの夫もたまに休みがあると、2~3時間フリーの時間を作ってくれています。ふと「パパのお休み」を作ったことがないことに気づき、1日休みを作ってあげることにしました。

パパの休みルール

私から提案したパパのお休みルールは次のとおりです。

・朝は好きな時間に起きていい

・どこに行ってもいいし、何時に帰ってきてもいい

・食事は家で食べるなら作るし(ただしワンオペなので簡単なもの)、外で食べてきてもいい

・どこに行くのか、何時に帰宅するのかは連絡すること

パパの意見

上記のルールを提示したところ、パパから「待った」がかかりました。

パパの希望は

・午前中近所の温泉へ

・ビールを買って帰宅し、昼からダラダラとお酒を飲みたい

・午後は上げ膳据え膳で過ごしたい。お酒に合う食事・おつまみも用意してほしい

想定外のリクエス

私の中の「ママの休日」のイメージは、育児はパパが全てやってくれる代わりに、ママは外で好きに過ごす。というものでした。それの逆をやろうとしていたので、「パパの休日」=家事と育児のワンオペにパパの接待が追加されるなんて思ってもみなかったのです。

家事と育児のワンオペで精一杯であるため、平日と同じような簡単な食事しか用意できないことを伝え、この点はなんとか理解してもらうことができました。

当日の過ごし方

「好きな時間に起きていいよ」と言ったはずが、なぜか普段通り娘の朝食の時間に起きてきた夫。やらなくていいと言っているのに私からスプーンを奪って朝食をあげ始めました。

午前中は温泉に行くと言っていましたが、何時になっても出る気配がなく、娘と遊び続ける夫。結局、娘と私が公園に出かけるタイミングで夫も温泉に出かけて行きました。

2時間ほどかけて公園遊びと買い物を済ませると、すでに夫は帰宅。昼食にインスタントラーメンを食べた後、なぜか普段はやらない娘のお昼寝の寝かしつけをしてくれ、一緒にお昼寝をして過ごしました。

夜も出かけることなく、私が食事の支度をする間は娘と遊んでくれ、「パパの休日」はほぼ普段通りで終わってしまいました。

パパもママと同じ

結局、今回の「パパの休日」でいつもと違った点は、私が夫にあれこれ要望を言わないことだけでした。夫には何もお願いしないと決めて、「やってほしい」という雰囲気をまったく出さないことで、むしろ夫が率先して育児に協力してくれたような気がします。

普段は「一人でゆっくり過ごしたい」「一人で出かけたい」とブツブツ文句たらたらの夫ですが、結局のところ、貴重な休日は娘と過ごしたいようでした。

私自身も日頃から「一人で買い物に行きたい」「一人でリフレッシュしたい」とブツブツ言っていますが、実際に一人の時間をもらっても寂しくなって急いで帰ってきてしまいます。

パパが休めたのかわかりませんが、「パパも同じ気持ちなんだ」と知ることができたので、私にとっては有意義な時間でした。