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ネントレに挫折した我が家の寝かしつけ

ネントレ、何度も挫折して既に10ヶ月。周囲からネントレした方がいい!とたくさんアドバイスをいただきましたが、私にとってはそれが負担になってしまいました。ネントレに悩んでいる全てのパパママに伝えたいのは、「ネントレでストレスを感じるくらいならしない方がいい」ということ。ネントレ以外の方法で寝かしつけしましょう!

ネントレに挫折した理由

ネントレに必要な環境は真っ暗で静かな部屋。賃貸住まいの我が家にとってこれを用意することが不可能でした。寝室はリビングの隣にあり、引き戸で区切られています。一部がすりガラスになっている引き戸のため光は漏れてしまい、「完全に真っ暗」にすること難しく、また、夫は20時以降に帰宅するため、食事の支度や片付けの音を完全に遮断することも困難でした。薄暗いリビングで音を立てないように生活するストレスに、ネントレ中に不安そうに泣く娘の泣き声を聞くストレスが重なって、精神的に疲れてしまいました。

ネントレをやめる決断を後押しした母の言葉

赤ちゃんは一人一人違うのに、一様に同じ「ネントレ」をするのは変ではないか。赤ちゃんのペースに合わせ、その子にあった寝かしつけをすれば良い。

この言葉に背中を押され、薄々感じていた「うちにはネントレは合っていない」ということを肯定することができ、周りに何を言われようと「ネントレはやめたんだ」と言えるようになりました。

ネントレをやめた我が家の寝かしつけ

8ヶ月頃までは授乳で寝落ちさせていました。夜中に1~2回おきますが、その時も授乳。2-3分で再入眠してくれたので、ネントレをするストレスよりも私にとって負担は小さいものでした。9ヶ月頃からは授乳で寝落ちすることがなくなってしまい、抱っこしてゆらゆらトントンして寝かしつけています。眠くないときは抱っこから降りたがるので、一旦寝かしつけを中止。絵本を読んだり遊んだりしながら眠くなるのを待ちます。足の裏や顔まわりをさすったり小さな声で囁いであげると比較的早く寝てくれます。

だいたい20時に寝かしつけを始め、20時半までには寝てくれますが、うまくいかないときは23時頃にやっと寝ることもあります。日中の過ごし方は日によって違うので、寝ない日がたまにあってもいいやと割り切っています。「今日は特別だよ」と声に出して娘に伝えながら、自分自身にも言い聞かせています。

寝かしつけはストレス?

寝かしつけにかかる30分の間に他のことができたら・・・と思うこともありましたが、今では寝かしつけの30分が私の癒しの時間になっています。少しずつ眠くなってきて目を擦る姿や可愛いあくびを見ていると1日の疲れが吹っ飛びます。食器洗いや洗濯、その他の家事は工夫して時短すればいい。1日の終わり、娘が幸せな温かい気持ちに包まれて眠りについてくれればいいなと思っています。

ネントレをやめてよかったこと

部屋が少しくらい明るくても、多少物音がしても、抱っこしてゆらゆらトントンすれば寝れます。寝ついた後も多少の物音では起きなくなったので、疲れて帰ってきた夫に物音を立てるなとイライラすることも無くなったし、寝た後に夫婦でテレビを観たり会話を楽しむこともできます。お昼寝の度にカーテンを閉める必要もないし、もちろんお昼寝中も遠慮なくテレビを楽しんでいます。

結果的に我が家にとってはネントレは合っていなかったし、やめて本当によかったなと思っています。