つわり中に食べれたものと食べない方が良かったもの
誰もが経験するつわり。本当に辛いですよね。毎日「つわり いつ終わる」「つわり 楽にする方法」とググってましたが、見つかる答えは「いつか必ず終わります！」というものだけ。恥ずかしながら、私はつわりで何度も泣きました。つわりの症状は個人差が大きいので、同じ対処法が効くかは分かりませんが、つわりを乗り切る参考になれば・・・と思います。
つわりの症状
- 私の場合は8週から始まり15週まで続きました。ピークは10週から13週。
- 吐きづわり（とにかく吐く）、匂いづわり（匂いに異常に敏感になり、常に何かくさい）、よだれづわり（よだれが多く出て、飲み込むのも気持ち悪い。
- 吐きづわりにより、常に喉に吐瀉物が引っかかったような感覚。
- 吐きすぎると、胃に何もないのに嗚咽が起こり、胃痙攣のような症状に。
医師からのアドバイス
- つわりの期間中、赤ちゃんに必要な栄養（カロリー）はまだまだ少ないので、食べれなくても赤ちゃんへの影響はない。母体が弱らない程度の栄養摂取ができればOK。
- 葉酸やビタミンBなどの栄養分は赤ちゃんの成長に必要な栄養素のため、サプリメントを利用して摂取するように→ 産院で売っていたエレビットを購入し、飲みました。つわりピークのときは錠剤を飲み込むのも辛かったのですが、小粒の錠剤だったのでなんとか飲むことができました。
- 脱水症状が最も怖いため、来れるのであれば点滴もおすすめ。→車の移動も辛く、夫も頻繁に仕事を休むことができなかったため、点滴は一度だけでした。脱水症状にならないよう、飲めるものを探して飲みました。
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吐いてもいいから食べて！すぐに吐いてしまっても、一部の栄養は吸収できるようです。点滴で補給できない栄養もあるので、吐くのが嫌だからと食べないのはNG。→ 食べれるもの、吐きやすいものを探して食べました。夫も仕事があり食事の用意ができなかったので、基本的にコンビニで買えるものでした。
飲めたもの、飲めたけど飲まない方が良かったもの
・水
水は氷をたくさん入れてキンキンに冷えた水しか飲めなくなりました。身体を冷やすのはあまり良くないと聞いていたので、ほぼ水は飲めませんでした。
・ジュース
リンゴジュース、オレンジジュース、グレープフルーツは飲むことができました。週数によって飲める味が変わっていったので、リンゴジュースが飲めなくなる→グレープフルーツジュースを試す というようにしました。同じジュースでも、にんじんジュースとぶどうジュースは飲めても少し後に吐き気を引き起こす傾向がありました。
・スポーツドリンク系
OS-1とグリーンダカラは飲むことができましたが、アクエリアスとポカリスエットは後味が強く残り、口がすっきりしないので好きではありませんでした。
・お茶
麦茶、ほうじ茶、烏龍茶を飲むことができました。カフェインが気になるので、カフェインレスのやさしい麦茶、爽健美茶、十六茶が強い味方でした。不思議なことに温かい烏龍茶を飲むと吐き気が少し楽になりました。カフェインがあるので、薄めに作り一日一杯と決めて飲んでいました。台湾茶の凍頂烏龍茶も美味しく飲むことができ、朝や寝る前に一杯だけ飲んで身体を温めていました。
・牛乳
これは本当に飲まない方がいいです！栄養価が高くタンパク質も取れるので、飲んでみました。飲むときはおいしく飲めたのですが、100％吐きます。また、吐いたときの味がすごく不味くて気持ち悪い。歯磨きをしてもうがいをしても消えない後味に苦しみました。同じ理由で乳製品（ヨーグルト、生クリーム）もだめでした。
食べられたもの、食べない方が良かったもの
・バナナ
ほとんど主食と言っていいほど、バナナにはお世話になりました。味が濃いのでキツイかなと思ったのですが、意外にも食べることができ、吐くこともあまりありませんでした。
・ゼリー
これは定番ですが、みかんのごろっと入ったゼリー。程よい酸味のおかげでツルッと食べることができました。ゼリーは吐いてしまったときでもツルッと出てくるので、喉につかえる感じもなく、吐いた後の不快感が少なかったのも良かったです。
食べやすかったのですが、食べない方が良かったのがin ゼリーマルチビタミン。inゼリーの中で一番食べやすい味でしたが、妊娠初期の過剰摂取が良くないとされているビタミンA770〜1367μgも含まれています。妊娠初期は1500μgに抑えるのが良いとされているため、他の食材からの摂取も考慮すると避けた方無難です。私は気付かずに一袋食べてしまい、本当に後悔しました。
・ポテトサラダ
よくフライドポテトなら食べれる！と聞きますが、私は揚げ油のにおいがダメになってしまいました。これは手作りのものになりますが、きゅうりとじゃがいもとマヨネーズを和えただけのシンプルなポテトサラダは不思議と食べることができました。
・蒸しパン・サンドイッチ
食パンやバケットなどは食べれなかったのですが、蒸しパンとレタス系のサンドイッチは食べることができました。コンビニで毎日バナナ・蒸しパン・サンドイッチを買ってきてもらい、3食食べていました。
・小さい梅干しおにぎり
お茶碗にもりつけたご飯は食べれなかったのですが、一口大の小さな梅干しおにぎりは意外と食べれました。温かいご飯はにおいが強いので、冷たいまま食べるのがおすすめです。
・ 麻婆豆腐
これは不思議だったのですが、麻婆豆腐は食べることができました！山椒の香りで食が進み、夫もびっくりするほどぺろっと平らげました。
最後に
つわりは病気ではないので、治療方法がありません。ひたすら時が経つのを待ち、耐え続けるしかないのは辛いものです。個人差が大きいので同じ女同士でも理解されづらいもので、それもまた辛かったなと思います。あんなに望んでいた妊娠を後悔するほど辛い日もありました。においがとにかくダメだったので、夫には帰宅後すぐにシャワーを浴びてもらい、食事は換気扇の下でとってもらい、トイレを使ったら必ず掃除をしてもらいました。一番落ち着けるはずの家が落ち着けない環境になっても、文句も言わず協力してくれた夫に感謝です。つわりが楽になり普通の食事が取れるようになったときの感動、玄関で夫を出迎えることができた日の嬉しさは今でも忘れません。このブログがつわりで苦しむ妊婦さんの助けになれば幸いです。
