ハイチェア検討① リッチェル ポージー
ハイチェアを検討する中で、リッチェル ポージーはすごく惜しかった商品です。夫の希望で実物を見に行くことがなければ、ネットでポチッとしていたことでしょう。
まず、リッチェル ポージーはベビーザラスにのみ置いてありました。アカチャンホンポ、イオンキッズリパブリック、西松屋にはありませんでした。実物を見て購入したい方はベビーザラスに行ってみることをおすすめします。
デザイン性 ○
カラーは白・グレーの二色。シンプルな色合いに木製の脚がインテリアに馴染みます。座面はツルツルしたフードコートにあるようなプラスチックではなく、マットな質感なのも気に入ったポイントです。安定性を担保するために脚はそこそこ広がっていますが、ストッケ クリックと比べると広がり幅は狭く、比較的場所を取らずに置けるような印象です。
椅子自体はとても軽いので、片手でサッと移動して掃除機をかけるようなこともできそう。
正面から見たデザインは個人的に◎ですが、残念なのが後ろから見た時のデザイン。背面にベルト通し穴が空いているので、後ろからベルトの端が丸見えです。
性能 ◎
肝心の性能ですが、これはすごく良さそう。
使用する年齢が5歳までと限られているため、座面・背面がしっかり子供にフィットするのでお座りが安定します。しっかりフィットする分、立ち上がりも防止できそうです。
お尻の部分には滑りにくいようにシリコンマットが敷かれていて、座り心地も悪くなさそう。凹凸が少ないデザインで、座面もシリコンマットなので汚れてもサッと拭き取ることができるのも良い点です。
足置きも調整できるので、0~5歳の間正しい姿勢で座ることができそうです。
テーブル高さ65cm用と70cm用があります。70cm用を買って高さ70cmのダイニングテーブルにつけると、5歳になる頃には高さが合わなそうだったので65cmを買うつもりでした。
テーブル ×
ここまで特別欠点が見つからなかったポージーですが、テーブルがどうしても受け入れられず、購入に至りませんでした。
まずデザインですが、テーブルは座面と異なる素材で、ツルツルした安っぽい素材。リッチェルご機嫌チェアと同じような感じなので、素材感は西松屋やアカチャンホンポなどでも確認できると思います。
テーブルの取り付けはネジ式で、下から上向にネジを差し込んで手で回す仕様です。プラスチック製のテーブルなので取り外してサッと水洗いできるのは魅力ですが、下から覗き込んでネジを回す作業が地味にイライラすると思うので、おそらく取り外ししなくなるだろうと思います。
子供が座ったままのテーブルの取り外しはできません。
我が家では、しばらくはテーブルを使うつもりでハイチェアを検討していました。大人の食器に手を伸ばされるのも嫌だし、そもそもダイニングテーブルがそんなに大きくないためです。最初からテーブルは短期間しか使わないと割り切っている場合には、とても良い商品だと思います。
結果的に大和屋のアッフルチェアを購入しましたが、立ち上がりにくさと掃除のしやすさにおいてはリッチェルポージーに軍配が上がると思います。ご機嫌チェアと同じような引き出し式のテーブルだったら、テーブルの質感には目を瞑ったかもしれません。
ハイチェアのデザイン性だけで、離乳食のしんどさを乗り越えられる部分もあるので、ポージーのデザイン性(特にテーブル)については改良を期待したいところです。