むちママの子育てデビュー

マタニティ用品、ベビー用品などなど

ちょっとSDGsな話

母はとても細かくゴミの分別をする人です。娘が産まれたとき、ふとゴミの分別をする理由を聞いてみると「あなたやこの子が生きている間、安全な食品が手に入らない、紙が手に入らない、外で遊べない、そんな環境になってほしくない」という答えが返ってきました。

環境問題を考えたとき、昔の人のツケが自分達の世代に回ってきた。そんな風に考えたことがありました。産まれたばかりの娘が生き続ける2100年頃、より豊かになっているのか、不自由な暮らしになっているのかそれはきっと私たち次第であることを気づかされた瞬間でした。

 

私にもできること、それは「ゴミを減らす」ことでした。これまでの我が家は、週2回のゴミの日の前には、パンパンになった45Lのゴミ箱とそこに入り切らないゴミで頭を抱えていました。コストコに売っているような大きなゴミ箱をベランダに設置するか?と言う議論もしたほどです。(アパートのベランダは私物の設置禁止のため断念)それが今では、娘のおむつを除くと20Lでも余裕ではないかという程度の燃やすゴミの量になりました。

 

ゴミの分別を徹底

我が家の燃やすゴミの中身は、生ごみ、品物の包装・パッケージ、DMなどの雑がみがほとんどでした。雑がみ→資源ごみ、パッケージ→資源ごみと燃やすゴミに分別することで、燃やすゴミを半分以下に削減することができました。この方法だと紙類の資源ごみは増えてしまいますが、汚れていないので匂いが出ない分、保管場所は自由に決められるので管理が楽になりました。また、紙ゴミ自体も削減すべく、芯のないトイレットペーパーを使う、小さいものは通販ではなく実店舗で購入するなどの工夫をするようになりました。

使い捨ての削減

キッチンペーパー、チャック付袋などの使い捨てキッチン用品はとても便利なのですが、ゴミが増える要因になっていました。夫はキッチンの仕上げ拭きの際、キッチンペーパーをトイレットペーパーのようにぐるぐる巻き取って使用していたので、毎週のようにキッチンペーパーを買い足していました。

キッチンの仕上げ拭き→台布巾

油で汚れたフライパンや食器の拭き取り→古くなったタオルで作ったウエス

にすることで、改善できました。ウエスはキッチンペーパーよりも吸収性が良いので、小さいサイズできれいにすることができます。

現在はキッチンペーパーは月1で買うか買わないかくらいの消費量です。

資源ごみはスーパーの回収ボックスへ

ペットボトル、空き缶、牛乳パック、発泡スチロールトレー、卵パックはスーパーの回収ボックスに持って行っています。月に数回のゴミの日を待たずに処分できるので、家にゴミが貯まることがなくとても快適です。エコバックに入れてスーパーに行き、買い物をして帰宅するのでエコバック忘れ防止にも役立っています。

食品は極力食べる!

期限切れによるフードロスを削減するのはもちろんですが、大根の葉や野菜の皮も極力捨てずに食べるようにしています。大根やにんじんの皮が固いと感じるときは、厚めに切って細切りにし、冷凍してきんぴらなどにします。一度冷凍することで硬い部分も柔らかく調理することができますよ。じゃがいもの皮を剥くときは、包丁ではなく切れ目を入れてからレンジで加熱して手で剥くようにしています。薄く剥けるので捨てる部分を少なくすることができます。

期限切れで捨ててしまいがちなのが、ドレッシングなどの調味料。様々な調味料を用意すると使いきれずに捨ててしまうことになるので、我が家ではドレッシングは都度手作りしています。

買うときは捨てるときのことを考えて

買い物はとても楽しいのですが、正しく物を管理する・捨てるのはとても大変。大きなものは粗大ゴミに出さなければいけないし、分別を徹底するのは、しないよりもやはり手間になります。本当に必要なのか、不要になったときに再利用先があるのかを考えて買い物をすることで、大切なものだけに囲まれて暮らすことができるようになりつつあります。ゴミを出さないことを意識するようになってまだ半年。それ以前の生活で買ったたくさんのものがまだまだあります。思い切って全て捨てるということのできない性格なので、時間をかけてお気に入りだけに厳選していく作業をしていきたいなと思います。

あったらいいなと思うこと

資源ごみの回収をしてくれるスーパーはたくさんありますが、卵パックの回収は少ないのが現状です。卵パックの回収場所が増えてくれたらいいなと思います。また、紙ゴミも回収場所が増えるか、自治体の回収日が増えるといいなと期待しています。

通販で物を購入する際は、商品の箱+緩衝材+外箱(段ボールなど)が当たり前ですが、商品の箱だけで配達できる仕組みもできるといいな・・・なんて考えています。